豊川悦司が妻を演じた薬師丸ひろ子にムチャブリ!あいさつで歌を強要!?
16日、東京・有楽町の丸の内TOEIにて、映画『今度は愛妻家』の初日舞台あいさつが行われ、豊川悦司、薬師丸ひろ子、水川あさみ、濱田岳、石橋蓮司、行定勲監督が登壇した。
この日の初日を迎える前に、約300媒体の取材をこなしたという主演コンビの豊川と薬師丸は、映画を見終えて泣いている人が多数いる観客席を見て感無量の表情。つい先日、薬師丸は本作の宣伝のために、20年ぶりの歌手復帰コンサートを行い話題を振りまいたが、豊川はその話題になると「『お前もコンサートやれ』と言われたらどうしようかと(笑)。でも、もしそう言われたらやっていましたよ!」と歌う気満々だったことを明かし場内は爆笑。さらにファンへのひとことあいさつを司会者から頼まれた薬師丸が、遠慮して豊川に言わせようとすると「あなたの声を聞きたいファンの方がいっぱい来てるんですよ!また歌いますか?」と薬師丸にさりげなく歌を強要し、照れる薬師丸と押し問答を繰り広げて会場を沸かせていた。
最後に行定監督は「この映画が当たらなければ、今後どうしたらいいのか……」と作品に自信を見せ、「この映画は2回観るために作りました。2回目に観たとき、前半の見え方が全然違ってきて、また楽しめる。決してヒットさせたい一心で言ってるわけではないですけど(笑)、この映画は2回観る映画です!」と観客へリピート鑑賞をしっかり勧めていた。
『今度は愛妻家』は仕事も家事もしない元カメラマンのダメ夫(豊川悦司)と、そんな夫を献身的に支える健康オタクの妻(薬師丸ひろ子)の夫婦が結婚10年目にしてある局面を迎えていく様を時にコミカルに、時に切なく描くハートフルドラマ。
映画『今度は愛妻家』は全国公開中