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『かいじゅうたちのいるところ』『BANDAGE バンデイジ』がランクインするも、『アバター』強し!

映画週末興行成績

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映画『アバター』はゴールデン・グローブ賞の最優秀映画作品賞ドラマ部門受賞!
映画『アバター』はゴールデン・グローブ賞の最優秀映画作品賞ドラマ部門受賞! - (C) 2009 Twentieth Century Fox. All rights reserved.

 今週は、アカデミー賞の前哨戦ともいわれる第67回ゴールデン・グローブ賞最優秀映画作品賞(ドラマ)を獲得した映画『アバター』がV4を達成。18日時点で日本の興収は60億円を突破しており、作品面、興行面ともに高い評価を受けている。アカデミー賞が発表される2月下旬まで、この勢いはしばらく続くのではないかと予想される。

映画『アバター』写真ギャラリー

 今週の2位は、公開5週目となる映画『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』。18日時点での観客動員数は270万人、興収が32億を突破。本来なら1位となってもおかしくないほどのハイアベレージで安定した成績となっている。3位には映画『かいじゅうたちのいるところ』が初登場。こども店長こと加藤清史郎永作博美などが声優を担当する日本語吹替版も話題を集めた。そして4位にはKAT-TUNの赤西仁初主演映画『BANDAGE バンデイジ』が、こちらも初登場。全国214スクリーン規模での公開となり、昨年11月21日に発売された3枚のポストカードがついた前売券が、配給会社の東宝の実写映画史上最高となる約7万枚の初日売上枚数を記録したことも話題となった。初日2日間の成績は動員10万4,060人、興収1億3,417万円という好成績だ。

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 5位には公開7週目となる映画『カールじいさんの空飛ぶ家』が強さを見せており、6位の映画『ONE PIECE FILM ワンピースフィルム STRONG WORLD』は公開6週目を迎え、累計成績は動員350万人、興収43億円を突破した。初登場7位となったのは豊川悦司薬師丸ひろ子のダブル主演となる映画『今度は愛妻家』。全国241スクリーンでの公開となった本作の初日2日間成績は動員6万7,041人、興収8,073万円とまずますの成績。そして8位は『釣りバカ日誌20 ファイナル』。昨年10月中旬から行われてきた、過去作品のロケ地22か所をめぐる、主演のハマちゃんこと西田敏行によるお礼行脚の舞台あいさつツアーも沖縄キャンペーンでいよいよ完了。こうした地道なプロモーションも本作の興収を支えているようだ。

 9位は映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』。17日までの日本の累計興行成績は50億4,879万2,159円、観客動員数は404万4,499人となっている。大盛況だったアンコール上映もいよいよ24日がラストランとなる。そして10位は映画『仮面ライダー×仮面ライダー W(ダブル)&ディケイドMOVIE大戦2010』、11位には映画『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3 ~http://鷹の爪.jp は永遠に~』という結果となった。

 今週末は映画『サロゲート』『オーシャンズ』『サヨナライツカ』『Dr.パルナサスの鏡』『エクトプラズム 怨霊の棲む家』『劇場版 遊☆戯☆王 ~超融合! 時空を越えた絆~』など全国規模の作品が多数公開。ベストテンの顔ぶれがどのように変化するのか見どころである。(ランキングなどは興行通信社調べ)(取材・文:壬生智裕)

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