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柴咲コウ、ブラザー・トムから「他人のために料理をしなさい」と優しいアドバイス?

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ブラザー・トム、柴咲コウ、余貴美子、富永まい監督
ブラザー・トム、柴咲コウ、余貴美子、富永まい監督

 21日、東京国際フォーラムホールCで映画『食堂かたつむり』の完成披露試写会が行われ、柴咲コウ、余貴美子、ブラザー・トム、富永まい監督、そしてブタのエルメスが舞台あいさつに登壇した。

映画『食堂かたつむり』

 舞台あいさつへの登壇時には「コウちゃんかわいい!」と会場内の女性たちから大きな歓声を浴びていた柴咲だったが、実はこの日、それ以上に大きな歓声を浴びていたのは、余が演じるルリコが飼っていたブタのエルメスだった。そんなエルメスとの共演について「ブタはイメージよりもとてもきれいで繊細な動物。癒やされました」と柴咲が振り返ると、余は「本当に偉いブタでした。でもわたしはすごくエルメスを愛していたんですけど、さっき食べたお弁当の中にブタの角煮が入っていて、食べてしまいました」とざんげ。するとエルメスがピクッと立ち上がり、絶妙のタイミングで鼻を鳴らし、会場は爆笑となった。

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 また本作に登場する「願いごとがかなう料理」にちなんで、「自分にとっての料理は?」と聞かれたブラザー・トムは「僕は母と二人っきりでしか食事をしたことがなかった。母親が亡くなったときに、一人で食べる料理はエサだと思って何もおいしくなかった。それから結婚し、子どもが二人生まれて、四人で食事をしたら何を食べてもうまい。食事ってこういうもんだと思いました」といい話を披露。しかし柴咲の「わたしは自炊をすることが多いですね。自分の食べる分だけ作ると、どうしても適当になっちゃうんです」との寂しいエピソードに、すかさず「切ないな。あなたはすごくいい手をしてるんだから、どんどん他人のために料理を作ってあげなさい」とアドバイスしていた。

 映画『食堂かたつむり』は、小川糸原作の同名のベストセラー小説を『ウール100%』の富永まい監督が映画化した、じんわりと心にしみる人生賛歌。失恋の痛手から一時的に心因性失声症を患った主人公が実家に戻り、食堂を開いて人々を料理で癒やしていく様を描く。

映画『食堂かたつむり』は2月6日より全国公開

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