アカデミー賞外国語映画賞ノミネート対象作発表、日本映画のノミネートはナシ
第82回アカデミー賞
3月7日にアメリカのコダックシアターで行われる第82回アカデミー賞の外国語映画賞の対象になる9作品が、アカデミー本部より発表された。この9作品のうちからアカデミー賞への正式ノミネーションが発表されるのは2月2日午前5時30分(現地時間)。去年、滝田洋二郎監督の『おくりびと』が受賞して日本中が沸いたこの部門だが、今年は日本映画は対象外となった。日本からの『誰も守ってくれない』や韓国からの『母なる証明』などを含む65作品が世界各国から選考作品として挙がっていたが今回、アジア勢は惜しくも選考からもれた。
第82回アカデミー賞外国語映画賞のノミネート対象になる9作品は以下のとおり。
アルゼンチン『瞳の奥の秘密 EL SECRETO DE SUS OJOS』フアン・ホセ・カンパネラ監督
オーストラリア『サムソンとデリラ』(原題)ワーウィック・ソントン監督
ブルガリア『ワールド・イズ・ビッグ・アンド・サルヴェーション・ラークス・アラウンド・ザ・コーナー』(原題)ステファン・コマンダレフ監督
フランス『UN PROPHETE(予言者)』(原題)ジャック・オディアール監督
ドイツ『ザ・ホワイト・リボン』(原題)ミヒャエル・ハネケ監督
イスラエル『Ajami』(原題)ヤロン・シャニ監督
カザフスタン『Kelin』Ermek Tursunov監督
オランダ『ウインター・イン・ウォータイム』マルティン・コールホーフェン監督
ペルー『ザ・ミルク・オブ・ソロウ』クラウディア・リョサ監督