宮崎あおい「最近、自分が何をしたらいいかわからずに悩んだ」と胸のうちを告白
28日、有楽町朝日ホールで映画『ソラニン』完成披露試写会が行われ、宮崎あおい、高良健吾、桐谷健太、近藤洋一(サンボマスター)、そして三木孝浩監督が舞台あいさつに登場した。
宮崎にとっては、昨年の映画『少年メリケンサック』以来の映画主演作ということで、「久しぶりにお客さんの前に立つので、ワクワクしてます」とまぶしい笑顔だったが、「最近になって、自分が何をしたらいいかわからずに悩むことや立ち止まることが多くなっていました」と告白。
「今ならこの映画に出てくる人の気持ちがすごくわかります。これを乗り越えた先に何が待ってるんだろうというワクワク感が大きい。今までだったらそういう考え方はしなかったと思います」と自身にとって意味を持つ作品であることをアピールしていた。
また宮崎が、歌とギターに初挑戦したことでも話題となっているが、「今まで歌は苦手だと思っていたので、人前で歌うなんてありえないと迷いました。でもいつまでも逃げていられないし、飛び込んでみようと思って参加させていただいたんですけど、これがすごく楽しくて。みんなで音を合わせる日があったんですけど、そのときに大丈夫だと思いました」とバンドとの息はピッタリだった様子。「ライブハウスのシーンが本当に気持ちよくて、出し切った感じ。久しぶりにみんなに会うと楽しかったことを思い出して、ギターに触りたくなりました」と笑顔をのぞかせていた。
『ソラニン』は累計60万部突破した浅野いにおのコミックを映像化した青春恋愛ストーリー。「ソラニン」という名の詩をモチーフとした切ない恋物語を軸に、リアルな若者の心情を描き出す。
映画『ソラニン』は4月3日より全国公開