現役最年長フィギュアスケーター西田美和が、完成危ぶまれた初主演作の公開初日に感激ひとしお！
6日、新宿K’s cinemaで映画『COACH コーチ 40歳のフィギュアスケーター』の初日舞台あいさつが行われ、主演を務める現役最年長フィギュアスケーターの西田美和をはじめ、小松崎夕楠、村主千香、平泉成、そして室希太郎監督が登壇した。
一時は製作が中断し、完成が危ぶまれた本作がついに公開初日を迎えたとあって、主演の西田は晴れがましい表情で「あきらめなければ、夢に近づけると実感した」とコメント。実際、撮影が中断している間は「もう無理かもしれない」と気持ちが折れたこともあったそうで、ほぼ満席となった客席を前に感激もひとしおの様子だった。興行収益の一部は、スケート関連団体へ寄付されることになっており、「スケート界に恩返しできれば」とも語った。
一方、フィギュアスケートの村主章枝選手を姉に持つ村主千香は、今月12日から開幕するバンクーバー冬季オリンピックについて、「（フィギュアスケートに）日本人が6人も出場し、皆メダルの有力候補なのですごく楽しみ」と期待を寄せていた。
『COACH コーチ 40歳のフィギュアスケーター』はフィギュアスケートのコーチとして選手を育成してきた主人公・美和（西田）が、元恋人の娘（小松崎）のコーチを務める過程で、40歳にして再びオリンピックを目指す姿を描くスポーツドラマ。プロフィギュアスケーターの西田がヒロインに抜てきされ、初めての演技に挑戦したほか、荒川静香や安藤美姫選手、伊藤みどりなどフィギュアスケートの一流選手がゲスト出演を果たした。
映画『COACH コーチ 40歳のフィギュアスケーター』は新宿K’s cinemaほかにて全国公開