マイケル・ジャクソンの兄弟がグラミー賞の主催者に憤慨!
昨年6月、急性心不全でこの世を去った故マイケル・ジャクソンさんが先日行われた第52回グラミー賞で功労賞を受賞した際に自分たち家族が招待されなかったと、マイケルさんの弟でジャクソンズのメンバーだったランディ・ジャクソンさんが抗議している。
ランディさんはツイッターでこうつぶやいている。「僕の兄弟がグラミー賞で功労賞をもらうなんて信じられないくらい名誉なことだよ。でも、もっと信じられないのは僕たち家族がそこに招待されていないことさ。もっとはっきり言おうか。僕たちが家族と言ったら兄弟や姉妹、それに両親のことだよ」
マイケルさんの三人の子どもたちはしっかりとグラミー賞授賞式に招待されていたが、ランディさんに言わせるとそれも最初は招待されてはなかったらしい。関係者いわく、「ランディたちは銀の手袋とそれに合わせたスーツ姿でマイケルをたたえたかったのに、グラミー賞の主催者は招待すらしなかった。それがばかにされていると感じたんだろうね。マイケルも生きていたら、兄弟たちと一緒に舞台に立ちたかったと思うよ。ジャクソン5はマイケルの伝説が始まったところだからね」
授賞式当日はマイケルさんの長男プリンス君と長女パリスちゃんが登壇、次男のブランケット君は舞台裏でお留守番となった。プリンス君とパリスちゃんは父親の代わりに受賞スピーチを行い、しっかりと成長した姿を世界中に披露した。その一方で、マイケルさんの兄、ティト・ジャクソンさんはアメリカで行われたマイケルさんの追悼コンサートの開催に失敗したことで、4,700ポンド(約700万円)の支払いを求められており、それが払えなかった場合は法的措置が取られる見込み。まさに遺族の明暗を分かつグラミー賞となった。(BANG Media International)