ラッセル・クロウ、父を亡くしたラグビー選手に思いやりの演出
短気なタフガイのイメージがつきまとうラッセル・クロウだが、自身が共同オーナーを務めるラグビー・クラブの選手に対し、思いやりあふれるサプライズ演出をした。
オーストラリアで自身のクラブ「サウス・シドニー・ラビトーズ」の試合に参加したラッセルは、イギリス人選手として活躍するサム・バージェス選手に対し、2007年に筋肉が弱くなる運動ニューロンの病気で亡くなったバージェス選手の父親のメンバーズ・カードを贈呈。バージェス選手の父親は元ラグビー選手で、バージェス選手のコーチを務めていた。ラッセルは、この演出に感動し涙ぐんだバージェス選手の肩に優しく手を置き、慰めていた。カードを贈るのはラッセル自身のアイデアで、バージェス選手の父親がよく話していた言葉を引用して記している。バージェス選手は「このクラブがいかに素晴らしいかわかると思う。ラッセルは僕のことをよく知っていてくれている」と感激を語った。