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真田広之、米人気ドラマ「LOST」の撮影現場の熱気に「体がヒリヒリ」

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真田広之とカールトン・キューズ
真田広之とカールトン・キューズ - 衣裳協力:HUGO

 世界中で熱狂的なファンを持つ大ヒット海外ドラマ「LOST」のファイナルシーズンに出演する真田広之と製作総指揮を務めるカールトン・キューズがインタビューに応じ、スペシャル感満載だった撮影現場の裏側を明かした。

 「LOST」は無人島に墜落した旅客機の生存者たちによるサバイバルを描いたSFミステリー。登場人物の過去・現在・未来が巧みに交錯する、予測不可能なストーリー展開が話題となり、2004年の放送開始以来、世界中でブームを巻き起こしている。この人気ドラマの完結編で、ストーリーの重要な鍵を握る人物として登場するのが、真田演じる謎の男・道厳だ。

 真田は、出演オファーが来たとき「ただただ、びっくりした」そうで、今まで一視聴者として観ていたドラマに出演することに驚いたが、その撮影現場はさらに驚きの連続だったという。まず驚いたのは、テレビドラマとは思えない撮影スケールの大きさ。真田いわく、「撮り方はまったく映画と変わらない。むしろインディペンデント映画よりよっぽど時間とお金をかけている。フイルムで撮るし、美術も照明もすべて一流の人が集まっていた」とそのクオリティーの高さに圧倒されたらしい。アメリカのテレビドラマ初出演にして「こんなぜいたくな現場に入れた僕はラッキーだった」と出演を引き受けた幸運をしみじみと語った。

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 しかし最も驚いたのは「LOST」のネタばれ厳禁の徹底ぶり。本シリーズは出演キャストにすら先の展開を明かさないことで有名だが、真田も例外ではなく、「道厳は日本人である。何らかの理由で島にやって来た。テンプルマスターであり、医療の知識を持っている」という設定だけで、結末はもちろん、次週の台本すら渡されないまま各シーンの撮影に臨んだ。しかも英語で書かれた脚本を、翻訳者と共に日本語に直すという作業までこなしていた真田にとって、「頼みの綱はレギュラー陣とのコラボレーション。絡む相手からヒントを得て自分のキャラクターを育てて行った」と苦労を明かす。それもこれも、キューズによれば「すべて計算済み」らしく、「当初から登場人物それぞれの運命を積み上げていくことがわれわれの目的。真田が演じた道厳はイメージ通り。彼の出現でレギュラー陣の人生により深みが増した」と決してドラマ構成だけに注目して奇をてらった演出をしているのではないと強調する。

 こうして築き上げられた「LOST」 の世界観を体感した真田は「とてつもない数の観客が期待して待っていることをキャストもクルーも熟知している。現場の熱気はすさまじく、久しぶりに体がヒリヒリした」と壮大なドラマの最終章に深みを持たせる一翼を担った重責を改めてかみ締めているようだった。待望の「LOST」ファイナルシーズンはすでにアメリカで放送開始。日本では5月より海外ドラマ専門チャンネルAXNで放送される予定だ。

DVD「LOST シーズン5 COMPLETE BOX」はウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメントより発売中(税込み:15,750円)

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