復活したロマンポルノ、初ヌードで10分に1回大胆濡れ場を演じた高尾祥子、素顔はホノボノ?
13日、東京・渋谷にあるユーロスペースで映画『団地妻 昼下がりの情事』の初日舞台あいさつが行われ、高尾祥子、三浦誠己、そして中原俊監督が登壇した。
本作はかつて量産された日活のロマンポルノを22年ぶりに復活させた「ロマンポルノ・RETURNS」の第1弾作品。1971年に公開された同名映画のリメイクで、ロマンポルノ出身の中原監督がメガホンをとっている。第2弾映画『後ろから前から』も近日公開予定だ。
ヒロインに抜てきされた高尾は演劇界で活躍する実力派女優で、本作では初ヌードに挑戦し、「10分に1回のカラミを描く」というロマンポルノの伝統に従って、大胆な濡れ場を惜しげもなく演じた。撮影期間はわずか5日間で、高尾はその間、休憩時間もほとんどなくハードな演技に挑み続けた。「ところがラストシーンの撮影前に急に時間が空いてしまって……スタッフの皆さんとなぞなぞを出し合ったのが唯一、楽しかった思い出です」と高尾。劇中の大胆演技とは裏腹に、観客へのメッセージを求められると思わず言葉につまり、「えっと……最後まで観てください」とだけアピールし、ホノボノとした素顔をのぞかせた。
『団地妻 昼下がりの情事』は夫との関係が冷めた人妻・清香(高尾)が、閉塞的な団地での生活を送る中で、浄水器販売のセールスマン哲平(三浦)に出会い、情愛におぼれる姿を官能的に描き出している。
映画『団地妻 昼下がりの情事』は渋谷ユーロスペースで公開中(スカパー!パーフェクトチョイスHD138で劇場公開同日からPPV放映)