タランティーノ監督、100万ドルの絵に寄りかかり…あわや!
タランティーノ監督があわや100万ドル(約9,000万円)の絵を台無しにしてしまうところだった。その日、タランティーノ監督はイベントに出席するために美術商ネイサンバーンスタインのニューヨークタウンハウスに訪れていた。
イベントには多くの著名人が出席しており、オスカー候補として指名された俳優たちや、ハリウッドの伝説的人物のジョーン・コリンズ、また、ワーナー・ミュージックの最高経営責任者などが招待されていた。
そんな中、プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインとの映画の撮影の話に熱くなっていたタランティーノ監督が何気なくその高価な絵に寄りかかってしまったのだ。幸いにも、監督はすぐに気が付き惨事には至らなかった。
周りで見ていた人々によれば、「絵は無造作に廊下に置かれていたとのこと。結局絵は無事であったにもかかわらずタランティーノ監督は本当に丁寧に謝罪していた」とのこと。
そんなタランティーノ監督は今年、脚本部門と監督部門でアカデミー賞にノミネートされている。ノミネート作品である『イングロリアス・バスターズ』に出演しているダイアン・クルガーはタランティーノ監督についてのインタビューに答えている。
「最終オーディションのとき、監督は撮影場所のドイツから動けなかったため、わたしがオーディションのためだけにニューヨークからドイツに行ったわ。そしてオーディションは監督とわたしの一対一だったの。監督は熱心に指導してくれて、完成に向かって作り上げるという映画に対する気持ちを再確認させてくれたの。撮影は大変だったけど、さまざまなことを学べたわ」と大絶賛している。