世界のナベアツが「ひたすら笑える映画」で映画監督デビュー!主演も務める
22日、お笑いタレントの世界のナベアツが、明るいニュースのない昨今、世の中の人々を幸せにするエンターテインメントをモットーに、映画『さらば愛しの大統領』で監督と主演を務めることを発表した。
『さらば愛しの大統領』は、世界のナベアツが大阪府知事に当選し独立国家宣言、大阪合衆国の大統領に就任する。そして、大阪府警には、ナベアツ大統領の暗殺予告が届き、府警随一の迷コンビ、早川刑事と番場刑事が、犯人グループの捜索に乗り出だして……という5秒に一度は笑いが仕込んであるという、とことん笑いを追及した予測不可能なオリジナル映画。
注目のキャストには、自身も大統領にふんする世界のナベアツはもちろんのこと、大統領暗殺予告犯を追う迷コンビを熱演する二人は、すぐにキレる血の気の多い早川刑事に宮川大輔、美人にめっぽう弱い番場刑事にケンドーコバヤシというお笑い芸人としても、個性派俳優として注目されている二人。そして、ナベアツ大統領の動向を張り付いて取材する人気ニュースキャスター・神崎に吹石一恵。さらには、芸人ナベアツのマネージャー、当選後は大統領秘書となる心やさしい女性・原田には釈由美子という個性豊かな俳優人がスクリーンを縦横無尽に駆け回る。
そのほかスペシャルゲストも多数出演。お笑い界から、宮迫博之、中川家の剛、礼二、サバンナの高橋茂雄、次長課長の河本準一、ブラックマヨネーズの小杉竜一、フットボールアワーの岩尾望など強烈なゲストが参加し、俳優人からは、大杉漣 志賀廣太郎 前田吟 仲村トオルなどこれでもかというほど豪華なゲストが参加する。
そんなナベアツに初監督としての苦労はあったようだが、共同監督の柴田大輔監督は、世界のナベアツ監督について、「監督という意味では僕が先輩ですが、すぐにお互いが信用できるようになったのはナベアツさんという一流芸人さんがこまめなアイディアを出してくれたから。僕にとっては優しいお兄ちゃんのような存在。とてもエキサイティングでした」と大絶賛。キャストの宮川大輔も「ナベアツが柴田監督とともに長編初監督をするということで、非常に気合いが入っていました。相方役でケンコバ、また現場の雰囲気も非常によく、普段通りの楽しい感じが作品に出たのではないかと思います」と語り、ケンドーコバヤシも「僕はもともとこの『さらば愛しの大統領』の原作の大ファンで、もし実写化されるならぜひやらせていただきたいと思っていたんです! それがまさか僕にオファーがくるなんて、まるで夢のようです! 全身全霊で挑みます」と気合十分だ。
ナべアツ監督は、「邦画史上最もポップコーンとコーラに合う映画」「映画史上最も見終わった後の感想会が盛り上がる映画」と映画への自信のほどを語った。柴田監督も「明日からアホになれる、日本映画史に残るアホコメディー」だという『さらば愛しの大統領』は、3月20日(土)から28日(日)に開催される第2回沖縄国際映画祭“Laugh(ラフ)”部門に正式出品、プレミア上映される。まだまだ撮影の真っ最中のため、どんな作品になるのか予測不可能、今から公開が待ちきれない。
映画『さらば愛しの大統領』は2010年秋 新宿バルト9ほか全国公開予定