ミッキー・ロークがギリシャ神話の神ヒュペリオンに コナンの父親役も交渉中
映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』や『タイタンの戦い』に続く、ギリシャ神話を題材にした期待作にミッキー・ロークが出演することが明らかになった。ハリウッドニュースサイトDeadline Hollywoodのマイク・フレミングが伝えたところによると、ミッキーがレラティビティ・メディアの新作映画『ウォー・オブ・ザ・ゴッド』(原題)への出演交渉中とのこと。出演が決まればミッキーが演じるのは、ウラノスとガイアの息子であり、太陽神ヘリオス・月の女神セレネ・暁の女神エオスの父親である神ヒュペリオン役だ。同作には、すでに主人公のテセウスを『スターダスト』やAXNミステリーで放映中のドラマ「THE TUDORS~背徳の王冠~」で知られるヘンリー・カヴィルが演じることが決まっており、ギリシャ神話ではテセウスの妻であるパイドラ役を『スラムドッグ$ミリオネア』のフリーダ・ピントがふんする。監督は『落下の王国』のターセム・シンがあたる。
ミッキーは以前から報じられている通り、ヌーイメージ/ミレニアム・フィルムズとライオンズ・ゲート・フィルムズが製作する新しい『コナン・ザ・グレート』映画でのコナンの父親役として出演交渉も続けている。オリジナルでアーノルド・シュワルツェネッガーが演じたコナンにふんするのは、テレビシリーズ「スターゲイト:アトランティス」のジェイソン・モモアだ。新しい『コナン・ザ・グレート』映画は3月末からブルガリアで撮影開始を予定しており、『ウォー・オブ・ザ・ゴッド』(原題)は4月上旬から撮影が始まるので、両作品の出演シーンが多い場合は、2作品のうちの1作品へ出演するとみられる。
昨年の賞レースを大いに盛り上げた映画『レスラー』以降、見事に復活したミッキーは、大ヒット映画の続編『アイアンマン2』、シルヴェスター・スタローンが監督・脚本・主演を務める最新作『エクスペンダブルズ』、ミーガン・フォックスと共演する『パッション・プレイ』(原題)と立て続けに話題作へ出演している。このほか、ウォルター・ヒル監督と再コンビを組む『セント・ヴィンセント』(原題)、インド人監督ヴィドゥ・ヴィノード・チョープラーのハリウッドデビュー映画『ブロークン・ホーシーズ』(原題)、リメイク版『モナリザ』、アイスマンと呼ばれた実在の殺し屋リチャード・ククリンスキの伝記映画と出演オファーも続いており、盟友スタローンの『ランボー5』(原題)へ出演するのではとのうわさもある。