飛行機の運休、遅延も何のその、小栗旬ら登場!ゆうばり映画祭開幕!
25日、北海道夕張市で、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010が開幕となり、オープニング作品の映画『シュアリー・サムデイ』の小栗旬監督、小西真奈美、小出恵介、勝地涼らが登場した。同映画祭は今年、1990年から数えて20回目という区切りの年を迎えた。
羽田空港が濃霧に包まれたため、本日は飛行機の運休、遅延が相次ぎ、およそ3時間遅れのフライトで夕張に到着したゲスト一同。しかし会場前には多くの地元市民が集結。口々に「おかえり」と声を掛けられると、長旅で少し疲れの見えるゲストたちも、市民の温かい歓迎に、笑顔がこぼれていた。
開口一番、小栗が「ただいま!」とあいさつすると、満員の会場からは「おかえり!」の大合唱。「こんな映画を作りました。本日ここで観てもらえることが幸せです。今、自分にできることが全部詰まっています。ちょうどおなかが減っているときなので、この映画でおなかいっぱいにしていただければと思います」とコメントし、会場からの黄色い声を浴びていた。
同映画祭は2月25日から3月1日まで、アディーレ会館ゆうばり大ホールをメイン会場に周辺施設・ホールで開催される。今年のオフシアター・コンペティションには、若き才能あふれる秀作9作品が登場。審査委員長のジョニー・トー監督のほか、俳優の石橋凌、山下敦弘監督ら5人が審査委員を務め、グランプリ作品を決める。(取材・文:壬生智裕)
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010は2月25日から3月1日まで北海道・夕張市内で開催