アンジェリーナ・ジョリー、大自然を背景にした大河ドラマに主演、製作
現在、ジョニー・デップとの共演映画『ザ・ツーリスト』(原題)をフランスで撮影中のアンジェリーナ・ジョリーが、『レスラー』のダーレン・アロノフスキー監督とコンビを組むことが明らかになった。
業界紙ハリウッド・レポーターが伝えたところによると、アンジーとアロノフスキー監督が、ロン・ラッシュのベストセラー小説「セレナ」(原題)の映画化を企画しているとのこと。正式に映画化が決まれば、アンジーが主演を務め、アロノフスキー監督がメガホンを取る予定だ。同小説の舞台は1929年、夫に連れられてボストンからノースカロライナの荒れ果てた山奥へ移り住んだ新婚の女性セレナの姿を、壮大な大自然を背景に描く物語で、映画はアカデミー主演男優賞と撮影賞を受賞したポール・トーマス・アンダーソン監督作品『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のような大河ドラマになる。脚本は『K-19』『アレキサンダー』のクリストファー・カイルが執筆し、『レクイエム・フォー・ドリーム』『ファウンテン 永遠につづく愛』とアロノフスキー監督とコンビを組んできたニック・ウェクスラーがプロデュースする。
アンジーが二重スパイの容疑をかけられたCIAエージェントにふんした最新作『ソルト』は、日本では7月31日から全国公開予定だ。監督は『ボーン・コレクター』以来のコンビとなるフィリップ・ノイスがメガホンを取り、リーヴ・シュレイバーとキウェテル・イジョフォーが共演している。