これがマライア・キャリーのすっぴん顔!ノーメイクで『プレシャス』に挑んだ理由を告白
第82回アカデミー賞で助演女優賞、脚色賞を獲得した映画『プレシャス』で、ノーメイクのソーシャルワーカーを演じた歌手のマライア・キャリーがアカデミー賞のレッドカーペットで、すっぴんをさらした理由を語った。
豪華な衣装や派手な照明が目立つミュージックビデオでの撮影とはまったく違った映画の撮影、それもノーメイクでの出演を決めたきっかけとなったのは友達に勧められて読んだ原作本だったという。マライアは「この本はわたしの人生を変えたの」と絶賛したあとで、一度では飽き足らず二度読み返したことを告白した。
インタビューでマライアは「この素晴らしい原作本の映画化になんとしても出演するために、すべての信頼をリー・ダニエルズ監督に託すと決めたの。監督には『マライア、これから君を僕の好きな見てくれにするからね。そうじゃないとこの映画化から外さないといけないから』と言われたわ」とすっぴん出演の真相を漏らした。だが、それがパームスプリングス国際映画祭での最優秀助演女優賞に繋がった。
「この映画との関わりはあまりにも素晴らしい経験よ」と映画の撮影を振り返ったマライアは、監督について聞かれると「リー・ダニエルズは本当に素晴らしい監督だし、そしてとても仲が良いわ」とすっぴんをさらされた恨み(?)は感じさせなかった。
映画『プレシャス』は2010年4月24日より全国公開