菅野美穂8年ぶりの主演映画『パーマネント野ばら』、意味深な言葉が並ぶポスター解禁
菅野美穂8年ぶりの主演映画『パーマネント野ばら』のポスタービジュアルが初公開された。
本作は、漫画家・西原理恵子がリアルな大人の女性の恋心を初めて描き、新境地的作品と評された同名コミックの実写映画化作品。舞台は海辺の町にひっそりとたたずむ小さな美容室「パーマネント野ばら」。そこは一人娘を連れて出戻ったなおことその母まさこが営む、町にたった一つの美容室。「パーマネント野ばら」に集まる幸せとは言い切れない女たちの人間模様と、なおこの淡い恋を描く。
バツイチ子持ちのなおこを演じるのは、映画『Dolls ドールズ』以来約8年ぶりの映画主演を果たす菅野。現在放送中のテレビドラマ「曲げられない女」では一本筋を通した強過ぎる女性を演じ、高視聴率を記録している。しかし本作で演じるのは、「曲げられない女」で演じたキャラクターとは正反対の、泣き崩れるか弱い女。菅野は、本作に登場する女性たちやテーマに深く共感を抱き、出演を快諾。ポスターにある「彼女の涙に秘められた、あまりにも切ない真実……。『ずっと好き』はどこにもないから私は毎日、小さな嘘をつく」という言葉が意味深だ。
なおこの母、まさこを演じるのは夏木マリ。その内縁関係の夫を宇崎竜童が演じ、なおこが恋心を抱く高校教師カシマには江口洋介が配されている。そのほか小池栄子、池脇千鶴ら豪華共演者にも注目。監督は佐藤江梨子主演の映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』の吉田大八。脚本はアニメ映画『時をかける少女』『サマーウォーズ』の奥寺佐渡子が担当する。
映画『パーマネント野ばら』は5月22日より新宿ピカデリーほかにて全国公開