スタジオジブリの新キャラ「コニャラ」を発表!日清製粉グループとコラボ!鈴木敏夫プロデューサー、制作秘話を語る!
19日、帝国ホテルにて、株式会社日清製粉グループ本社創業110周年を記念した新グループCM発表会が行われ、CM制作を担当したスタジオジブリの代表取締役プロデューサー・鈴木敏夫、株式会社日清製粉グループ本社の代表取締役副社長・宮内泰高氏、上席執行役員総務本部広報部長・稲垣泉氏が出席した。
今回のCMは、2008年2月に「三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー」活動に日清製粉グループが協賛した縁から、ジブリが制作を担当することになった。鈴木プロデューサーが自ら描いた子猫から宮崎吾朗監督が絵コンテをおこし、次いで映画『崖の上のポニョ』の作画監督である近藤勝也がスタジオジブリとして初めての試みである筆ペンで表現。子猫の動きがユーモラスなとても愛らしい作品となった。さらに、森山良子と矢野顕子によるユニット、やもりの新曲「ただいまの歌」が作品を優しく包み込んでいる。
鈴木プロデューサーはキャラクターを猫にした理由について聞かれると「僕も宮さん(宮崎駿監督)も本当は犬好き(笑)。でもジブリ作品はなぜか猫が多いんですよね」と偶然であることを明かし、このキャラクターの名前を「日清製粉さんは粉を使っているので『コニャラ』という名前です!」と自筆の色紙を掲げて見せた。また「宮さんは作画に取り組む近藤さんの横であれこれ口を出して、近藤さんを困らせていましたね(笑)。猫がCMで麦わら帽子をかぶっているのは宮さんのアイデアです!」と宮崎駿監督も、直接ではないものの、かなり制作にかかわっていたことを明かした。そして「みんなに愛される作品になったらうれしい。これをきっかけに、猫の長編を作ることになるかもしれません!」と今後の抱負を語った。
「日清製粉グループ」新CMは3月20日より放送開始