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ダコタ・ファニングとクリステン・スチュワートを直撃!日本で人気を博したガールズバンドのメンバーに!

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ダコタ・ファニングとクリステン・スチュワート
ダコタ・ファニングとクリステン・スチュワート - Photo:Nobuhiro Hosoki

 1970年代の日本で人気を博した元祖ガールズバンドのザ・ランナウェイズの結成から解散までを描いた映画『The Runaways』(原題)に出演するダコタ・ファニングクリステン・スチュワートに話を聞いた。ダコタはリード・ボーカルを担当していたシェリー・カーリー、クリステンはボーカル兼ギターのジョーン・ジェットを演じている。

 これまで3作続けて共演しているダコタとクリステン。「映画『ニュームーン/トワイライト・サーガ』での共演はわずか2日間だけだったから、本作でやっとクリステンと親しくなれたと思う」とダコタ。また実在の人物を演じたことについては「実際のシェリーがセットでいろいろと話してくれたから、彼女の人生を正しく表現しなければいけないと思ってプレッシャーは感じたわ。フィクションのキャラクターの方が実在の人物よりずっと演じやすい」と苦労を明かす。一方のクリステンは「自分にとってリアルに感じられれば、フィクションでもノンフィクションでも関係ないわ」とのこと。

 ザ・ランナウェイズのボーカリスト、シェリーは1970年代という時代を象徴するようにレザーパンツに身を包み、ドラッグにも手を出していた。そんなキャラクターを天才子役の名をほしいままにしたダコタが演じているのだ。しかし「両親は、わたしがずっとこういう役をやりたがっているってうすうす気付いていたみたい。だから脚本は母親に薦められて読んだのよ(笑)。これまでのイメージを覆すようなキャラクターに早い段階から挑戦することに両親は反対じゃなかったし、わたしの選択をいつもサポートしてくれるの」とダコタ。ちなみにダコタの中で理想とする女性は母親らしい。

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 映画『トワイライト』シリーズという大ヒット作で一躍スターとなったクリステンは「あのシリーズに参加したことで、わたし自身がいろいろと選択できるポジションに着けたと思う。でもあのシリーズが最大の影響を及ぼしているわけじゃないわ。小さい映画だろうが大作だろうが、女優としてのわたしには何も変わらないから」と芯のあるコメントをくれた。

 最後にダコタは「ザ・ランナウェイズが女性だけの元祖ロックバンドであったことを知らないと思うの。それにわたしと同じ年代の人たちは、女性が見下されていた時代があることを知らない人が多いの。そういう時代があったことを、本作を観て知ってほしい」とコメントしてくれた。二人とも映画業界に入るのが早かったせいか、とても大人びて見えた。しかし時折のぞかせる笑顔には幼さも。個人的には、ダコタがクリステンより背が高いのには驚かされてしまった。(取材・文:細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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