キーラ・ナイトレイ、ロン・ハワードプロデュース、ノア・バームバック監督映画へ出演
今月の26日で、25歳になるキーラ・ナイトレイ。美しさだけでなく、その演技力にも磨きがかかってきたキーラが、『イカとクジラ』のノア・バームバック監督とコンビを組むことが明らかになった。
The Wrapやイギリスのエンパイア誌など複数のメディアが伝えたところによると、キーラがバームバック監督の新作『ジ・エンペラーズ・チルドレン』(原題)へ出演するとのこと。同作は、クレア・メスードの小説「ニューヨーク・チルドレン」を映画化するもので、ニューヨークに住む30代の男女が、恋や仕事に悩みながらも理想に燃えて生きる様と、大学時代からはぐくんできた友情が壊れる時を描く都会派人間ドラマだ。リチャード・ギアとエリック・バナも出演し、脚本はバームバック監督が執筆する。当初、メガホンを取る予定だったロン・ハワードは、ブライアン・グレイザーと共にプロデューサーとして作品にかかわり、撮影は今夏から開始される予定だ。
昨年12月に、ロンドンのウエストエンドのコメディ・シアターで舞台デビューを果たしたキーラ。舞台デビュー作品は、モリエールの「人間嫌い」で、キーラは主人公が恋するアメリカ人の映画スターを演じていた。惜しくも受賞は逃したものの同役の演技で、キーラはイギリスのトニー賞といわれている「ローレンス・オリヴィエ賞」の助演女優賞にノミネートされていた。