多部未華子と三浦春馬のW主演で映画化決定!少女漫画のベストセラー「君に届け」
既刊10巻で累計1,000万部という少女漫画としては異例のベストセラーを記録している別冊マーガレットで連載中の漫画「君に届け」が映画化されることが決定した。主演は多部未華子と三浦春馬で、二人はこれが初共演となる。
椎名軽穂の原作は2008年に第32回講談社漫画賞を受賞、同年には宝島社主催の「このマンガがすごい! 2008」のオンナ編で1位を獲得した。見た目とは裏腹に本当はびっくりするほどけなげで純粋な少女が、クラスの中心人物の気さくな優しさに触れることで少しずつ変わっていく姿を、10代だけでなくあらゆる世代の人々が大事にしている感情とともに描いた作品だ。
見た目が暗く、周りからも「貞子」と呼ばれる女子高生、黒沼爽子を演じる多部は「原作を読んでキュンとした気持ちや爽子の純粋で真っすぐな心、を映画で表現できたらとてもすてきだと思います。観てくださる方にもキュンとしてもらえるように頑張ります」と原作が持つ雰囲気を強調した。
クラスの人気者で誰からも好かれているさわやかすぎる同級生、風早翔太を演じる三浦も「僕自身はもちろん、多くの方に愛されている作品に出演させていただくことになり、とてもうれしいです。みんなで力を合わせて、皆さんに素晴らしい作品としてお届けできるよう頑張ります」と力強いコメントを残した。監督には映画『虹の女神 Rainbow Song』『おと・な・り』などで青春映画に定評のある熊澤尚人を迎え、この秋、日本中の人を「キュン」とさせる。
映画『君に届け』は2010年9月25日より全国公開