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フジテレビとWOWOWがラーメンでコラボ!狙うはアカデミー賞!?

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頑張ります! (写真左から)フジテレビの味谷和哉プロデューサー、WOWOWの北浦宏之プロデューサー
頑張ります! (写真左から)フジテレビの味谷和哉プロデューサー、WOWOWの北浦宏之プロデューサー

 5日、赤坂のWOWOW本社試写室で、WOWOW「ノンフィクションW」×フジテレビ「ザ・ノンフィクション」共同番組制作プレス向け座談会が行われ、WOWOWの北浦宏之プロデューサー、フジテレビの味谷和哉プロデューサーが登場した。

 日曜の昼下がりの放送ながら、ホームレス、派遣社員、ホストといった社会派な題材を取り扱うドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」。宮崎あおいら人気俳優をナレーションに起用するなど、硬派だが親しみやすいドキュメンタリー番組作りが特色だ。数々の賞に輝いてきた良質のドキュメンタリー番組が、身近な話題をテーマとするWOWOWの知的エンターテインメント「ノンフィクションW」とのコラボレーションを行うことになった。「ザ・ノンフィクション」の味谷プロデューサーは「ドキュメンタリーを盛り上げたいと思い、一年近く前に共同製作を始めまして、ようやく発表できる段階になりました」と晴れ晴れとした表情だった。

 コラボのテーマに選ばれたのはラーメン。30年間、函館の街をバスで移動しながら夫婦で営業を続ける「元祖 バスラーメン」、そしてニューヨークの4つ星フレンチレストランのシェフが世田谷にオープンした「アイバンラーメン」という2店舗の取材を通じて、日本人にとってラーメンとは何かをあぶり出すという趣向だ。フジテレビの味谷プロデューサーは今回の試みについて、「われわれが函館の素材を取材し、WOWOWさんがアイバンラーメンを取材する。そしてそれぞれの素材を交換・共有しながらも、それぞれの視点で二つの番組を作るということです。つまりは同じ素材でも、編集やナレーションが違うので、違う作品が生まれるのです」と説明。夫婦愛や人間ドラマに主眼を置いた「ザ・ノンフィクション」と、知的にラーメンそのものの社会現象に主眼を置いた「ノンフィクションW」という二つの番組がどのような違いを見せるのか、見比べてみるのも面白いだろう。

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 この新たな試みについて、味谷プロデューサーは、「今までドキュメンタリーというものは作った局でしか流せなかった。しかしこのように枠組みを変えることで、制作者のモチベーションは上がっていき、ドキュメンタリーは変わるかもしれない。アメリカのアカデミー賞を取れるような番組が作れるといいねと話も広がっています(笑)」と今後の期待が高まる話も飛び出した。

ノンフィクションW「ラーメン+Ramen~なんでこんなに好きなんだ?~」は5月17日22時よりWOWOWにてハイビジョン放送
ザ・ノンフィクション「ラーメン+Ramen(タイトル未定)」は5月16日14時よりフジテレビにて放送

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