ボンド映画の新作、ヴェルサイユ宮殿がロケ地に誘致
第23作となる007映画の新作に、フランスのヴェルサイユ宮殿がロケ地として誘致に乗り出している。フランス政府は、宮殿運営の予算を獲得するためにも徐々に映画撮影にも使用を許可するようになってきており、これまでに165本の映画がヴェルサイユ宮殿で撮影が行われている。
パリのフィルム・コミッションは、タイムズ紙で「ヴェルサイユ宮殿は時代ものの映画に使われると思いがちだが、われわれとしてはより幅広い映画のロケーションとして利用できることを伝えたい。この美しい城の中にジェームズ・ボンドが居るなんて、素晴らしいことだからね。プロデューサーたちにいくつかアイデアを伝えたい」と語っている。実現すれば、宮殿内でジェームズ・ボンドが環境テロリストとチェイスを繰り広げたり、ルイ16世の好みに合わせて作られた美しい庭園を駆け抜けたりするシーンが見られるかもしれない。