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3D世代向けの新『ジョーズ』が製作!監督は『ファイナル・デッドサーキット 3D』のデヴィッド・R・エリス

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「飛び出すぞ! ホレ!」-悪趣味なデヴィッド・R・エリス監督
「飛び出すぞ! ホレ!」-悪趣味なデヴィッド・R・エリス監督 - Chad Buchanan / Getty Images

 スティーヴン・スピルバーグ監督がメガホンを取った1975年の映画で、誰もが一度は聞いたことがあるジョン・ウィリアムズのテーマ曲とともに、アカデミー賞で作曲賞・音響賞・編集賞を受賞し、シリーズ4作品が作られるほど大ヒットとなった人食いザメが人間を襲うパニック映画『JAWS/ジョーズ』の恐怖が3Dとなってリアルによみがえりそうだ。

 35年たった今、“3Dデジタル映画を楽しむ若い世代向けの『ジョーズ』”と銘打った映画が製作されるとハリウッドニュースサイトDeadline Hollywoodが伝えた。映画は、インセンティブ・フィルムド・エンターテインメント社が製作する新作『シャーク・ナイト3D』(原題)で、3D映画の先駆けとなったホラー映画『ファイナル・デッドサーキット 3D』のデヴィッド・R・エリス監督がメガホンを取る。脚本はジェシー・スチューデンバーグとウィル・ヘイズの2人が執筆し、サメの造形は『ディープ・ブルー』のウォルト・コンティが担当する。映画は『テキサス・チェーンソー』のマイク・フレイスクリス・ブリッグス、リネット・ハウエルがプロデュースし、撮影は今夏からルイジアナ州で行われる。

 映画『ジョーズ』の3Dというと、シリーズ3作目にあたる『ジョーズ3』が思い出される。同作での立体上映方式は、赤と青の眼鏡を着用してみる古典的な方式で、“人食いサメがスクリーンから飛び出る”と3Dを売りにしていたが、興行的に大失敗だった。『シャーク・ナイト3D』(原題)は、『ジョーズ』のリメイクではないが、『ジョーズ3』と同じように3D効果ばかりに力を入れて、肝心のストーリーのできが悪く、集客に失敗するような真似はして欲しくないものだ。

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