吉瀬美智子、悪女を極める!今まで見たことのない妖しさ解禁!『死刑台のエレベーター』
ヌーヴェルバーグの最高傑作と称されるルイ・マル監督の作品を世界で初めてリメイクする映画『死刑台のエレベーター』のポスターが解禁され、その世界観が明らかになった。ポスターには赤いコートを着た吉瀬美智子が写っており、映画の不穏な雰囲気を見事にとらえている。
オリジナル版の『死刑台のエレベーター』はマル監督の映像美とジャズ界の帝王、マイルス・デイヴィスの即興演奏が雰囲気を盛り上げるサスペンス映画の傑作で、リメイク版では映画『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』の吉瀬と映画『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』の阿部寛という今最高に旬な二人が主演している。
今回解禁されたポスターは、吉瀬の怪しい赤いコートが目立ち、長身のはずの阿部が遠近法で小さく見えるという意味深な配置になっており、「あの人を殺して、私を奪いなさい」というキャッチコピーもそれに花を添える。吉瀬はこれまでの役で見せたことのないほどの悪女を演じるらしく、大人の女性の残酷な一面にも注目したい。
ほかの出演者には若手演技派の玉山鉄二や人気上昇中の北川景子、ベテランの津川雅彦や柄本明らが名を連ねており、オリジナルをただ日本に移しただけではない、新しい『死刑台のエレベーター』への期待が募る。
映画『死刑台のエレベーター』は2010年10月9日より全国公開