サンドラ・ブロックさん、ラジー賞のトロフィーを返してください!主催者が悲痛な訴え
最低映画賞などに贈られるラジー賞ことゴールデンラズベリー賞で最低女優賞を受賞したサンドラ・ブロックが、ラジー賞のトロフィーを返却してくれるようお願いされているという。
サンドラは映画『オール・アバウト・スティーブ/All About Steve』(原題)で最低女優賞を獲得。翌日には映画『しあわせの隠れ場所』でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、同じ年にベストとワーストを獲得した史上初の女優となった。しかし、WENNによると、ラジー賞側がサンドラにトロフィーの返却を求めているとのこと。サンドラが最低女優ではなかったのかと思いきや、ラジー賞を不名誉に思い、受け取りに来ない俳優が多い中、サンドラは笑顔でラジー賞を受け取りに現れたが、そのときに渡されたオリジナルのトロフィーを持って帰ってしまったらしい。
オリジナルのトロフィーはかなり高額なもので、受賞者が自宅に持ち帰るトロフィーはレプリカが用意されているとのこと。「サンドラは最低女優賞のトロフィーを受け取った後、急いでいたため、1980年代から授賞式に使われてきたハンドメイドのオリジナル版を持って帰ってしまいました。受賞者にラジー賞のトロフィーの返却するよう、前例のないことをお願いするしかありません」とラジー賞側はコメントしている。
普段のサンドラだったら笑顔でトロフィーを返却しそうなものだが、夫の浮気で雲隠れし、引っ越しもしているため、ラジー賞のトロフィーが出てくるには時間がかかるかもしれない。