マイケル・ダグラスの息子、麻薬取引で禁固5年の実刑判決

　マイケル・ダグラスの息子で、麻薬取引で逮捕されているキャメロン・ダグラスの裁判で5年間の実刑判決が言い渡された。

　裁判官は、「更生するための最後のチャンスですよ」とキャメロンに声をかけたという。検察側の求刑は禁固10年だったが、その半分の5年で済み、拘置されていた8ヶ月間はこの期間から引かれるという。法廷には息子を見守るためにマイケルと前妻でキャメロンの母親ディアンドラ・ダグラスの姿が見られたとのこと。

　「家族と愛する人を悪夢に引き込んで申し訳なく思っています」とキャメロンはコメントし、今後は弟や妹の手本になるチャンスをもらいたいと言っている。キャメロンの量刑が決まる前、マイケルや祖父のカーク・ダグラスなどが裁判官に寛大な措置を取ってくれるよう手紙を送っている。マイケルは5ページにわたる手書きの手紙で、有名な父親を持つプレッシャー、キャメロンの子供時代に自分が心の支えとして不在だったことなどをしたためている。裁判官はこれらの手紙を考慮したが、周囲の人間があまりにもキャメロンを被害者扱いしていると判断したとのこと。キャメロンは5年の禁固刑のほか、2万5000ドル（232万円）の罰金と450時間の社会奉仕活動も言い渡されている。（BANG Media International）