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マドンナ、イギリス国王と結婚した米女性を「集団リンチの被害者」-新作映画を語る

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マドンナ監督作は意欲作
マドンナ監督作は意欲作

 マドンナが映画化を予定している、イギリス国王エドワード8世と結婚したアメリカ人女性、ウォリス・シンプソンを描く作品で、マドンナはウォリスについて「集団リンチの被害者」と語った。

 ウォリス・シンプソンはエドワード8世と不倫の末に1937年に結婚し、エドワード8世はそのために王位を捨てたことから、「王冠を賭けた恋」として大きな王室スキャンダルとなった。イギリス王室から恥として憎まれ、王族でありながらフランスに暮らした夫妻は、当時ヨーロッパで勢いを増していたナチス・ドイツのアドルフ・ヒトラーから招かれドイツを訪問。その後、ふたりはナチスの信奉者だとささやかれるようになった。

 テレグラフ紙(電子版)によると、現在この映画の脚本に取り組んでいるマドンナは、イギリス中を騒がせたこのスキャンダルについて非常に興味を抱いており、ウォリスについて「ウォリスがエドワード王に魔術をかけたとか、彼女が両性具有者でエドワード8世はゲイだったとか、ナチスの賛同者だとか中傷する人たちがいる。これは、“持たざる者”からのねたみで起こる精神的な集団リンチよ」とコメント。王室に嫌われた女性・ウォリスの姿にシンパシーを感じているよう。マドンナは、今年3月にはバッキンガム宮殿での撮影を実現させるためイギリス女王に自ら許可を願い出る手紙を綴っており、映画の成功に向け精力的に準備を進めているようだ。

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