戦慄!都内のあちこちにゾンビ出現!しかもツイッターで居場所をつぶやく頭脳派ゾンビ?
ゾンビ映画の巨匠、ジョージ・A・ロメロ監督の最新映画『サバイバル・オブ・ザ・デッド』にちなみ、5月15日にゾンビが都内各地に現われることが明らかになった。ツイッターで居場所をつぶやくゾンビたちを相手に都内各所で鬼ごっこならぬ、“ゾンビごっこ”が行われる。
映画『サバイバル・オブ・ザ・デッド』は、ゾンビがはびこり人間を襲う中で、死者がよみがえることのない島へ向かった人間たちを襲う悪夢を描いたゾンビ映画。映画『ランド・オブ・ザ・デッド』のアラン・ヴァン・スプラング、映画『シルク』のケネス・ウェルシュらが出演。人間対ゾンビの死闘だけでなく、人間同士の争いや現代社会が抱えるゆがみを巧みに織り込み、第66回ヴェネチア国際映画祭でも注目を集めた。
今回のイベントは、都内各所の有名スポットにゾンビが出現、それを捕まえると非売品のパンフレットがもらえるというもの。現代に生きるゾンビはハイテクも駆使するらしく、ツイッターで逐一居場所を報告してくれるのでそれを参考にゾンビを追い詰めろ! ゾンビたちは見つけた人が「サバイバル」と言えば、「オブ・ザ・デッド」と返すように調教(?)されており、実際にかみ付くようなことはしないのでご安心を。当日に何体のゾンビが放たれるかは機密事項らしいが、彼らは目印として洋服に映画のチラシも貼り付けているそうだから、ツイッターを使わなくても、近くにいれば周囲の人々の視線でどこにいるかは案外簡単にわかるかもしれない。
また、「時計・オブ・ザ・デッド」と称して、全国のゾンビの写真(ゾンビ風の顔、ゾンビに似ている人、イラストなど)を募集し、それらを使って時計アプリも製作する予定なので街で見かけたゾンビたちと一緒に写真を撮って投稿してもいいかも? 残念ながらイベント当日の土曜日は雨の予報が出ているが、ゾンビたちはきっと冷たい雨に打たれても街にいるはずなので、見かけたら優しい声を掛けてあげよう。
映画『サバイバル・オブ・ザ・デッド』は6月12日よりシネマサンシャイン池袋ほか全国公開