『(500)日のサマー』若手俳優の未来の姿がブルース・ウィリス!タイムトラベル映画で共演決定
大ヒット映画『ダイ・ハード』のシリーズ5作目の製作も決まり、今後も大忙しのブルース・ウィリスが、新作映画で『(500)日のサマー』で人気の若手俳優ジョセフ・ゴードン=レヴィットと共演することが明らかになった。ハリウッドニュースサイトDeadline Hollywoodが独占スクープとして伝えたところによると、すでにジョセフの出演が決まっている新作映画『ルーパー』(原題)へ、ブルースが出演するとのこと。
本作は、映画『ターミネーター』で、救世主であるジョン・コナーを歴史から抹殺するために、彼の母親であるサラ・コナーを殺そうと、未来からターミネーターが送りこまれたようなタイムトラベルを題材にしたSFアクション映画だ。タイトルになっている「Looper(ルーパー)」は、輪を作る人(物)という意味だが、本作でのルーパーは未来からの指示にそって犠牲者たちを殺す、暗殺者のことを指している。彼らが、未来から送りこまれたターゲットを跡形もなく殺害することで、未来でのターゲットの存在は消え、犯罪事件としての証拠も残らないというたいへん面白い構想である。
映画内で、ブルースとジョセフは同じ人物を演じ、ジョセフの未来の姿がブルースという設定になるとのこと。監督は、『BRICK ブリック』でジョセフとコンビを組んだライアン・ジョンソンがあたる。
現在売れっ子のジョセフは、本作のほかにコロンビア・ピクチャーズのスリラー映画『プレミアム・ラッシュ』(原題)へ出演する予定だ。同作は、『シークレット ウインドウ』のデヴィッド・コープ監督がメガホンを取り、ジョセフは極秘書簡を拾ってしまったニューヨークのバイクメッセンジャー役を演じる。
期待のシリーズ5作目『ダイ・ハード5』(原題)は、先日、脚本家として『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』のスキップ・ウッズが参加するかもしれないと報じられており、人気脚本家の起用で期待が集まっている。すでに、ブルース自らが、2011年から『ダイ・ハード5』(原題)の撮影が開始されるだろうとコメントしており、不死身の刑事マクレーンと再びスクリーンで会うのが楽しみである。