主役はコスプレお天気お姉さん!リュック・ベッソンが放つ新作ファンタジー・アドベンチャーとは?
映画『レオン』のナタリー・ポートマン、映画『フィフス・エレメント』のミラ・ジョヴォヴィッチ、映画『WASABI』の広末涼子と次々と時代のミューズを生み出してきたリュック・ベッソンが、新作映画『アデル/ファラオと復活の秘薬』にフランスの人気コスプレお天気お姉さん、ルイーズ・ブルゴワンを起用していたことがわかった。
ルイーズは、2004年に美術大学を卒業後、「Filles TV」という番組で娯楽番組を担当、その後2006年にテレビ番組「Canal+」の「ミス天気予報」に抜てきされ、一躍人気者になった人物(配給調べ)。「Canal+」の天気予報は、毎回趣向を凝らした奇抜なファッションで彼女がさっそうと登場すると、観客から拍手喝采(かっさい)、スタンディングオベーションまで巻き起こるほどの名物コーナーになっているようだ。
2008年から数本のフランス映画に出演している彼女は、映画『La fille de Monaco』(原題)で、第34回セザール賞有望若手女優にノミネートされた経験もあるという。
この「Canal+」に出演し、ルイーズの「コスプレ天気予報」を間近で見た経験もあるベッソン監督は、異色のお天気キャスター時代から彼女に目を付け、「さまざまなキャラクターを演じ分けられるのが彼女の魅力。それはまれな才能で、次から次に変装するアデルという役に打ってつけだった」と語っているそうだ。
まさに有望若手女優、ルイーズが主演する映画『アデル/ファラオと復活の秘薬』は、フランスの人気コミックシリーズを原作に、エジプト王家に伝わる秘薬をめぐる冒険が繰り広げられるファンタジー・アドベンチャー。ルイーズは妹の命を助けたいフランス人ジャーナリストのアデルを演じる。大ヒットとなった映画『ダ・ヴィンチ・コード』とはまた違った形で、ルーブル美術館が舞台の一つとなっているところも魅力の作品だ。コスプレお天気お姉さんの活躍に注目が集まる。
映画『アデル/ファラオと復活の秘薬』は7月3日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開