エレン・ペイジが同性愛者に!アカデミー賞を受賞したドキュメンタリーの映画化作品で主演
映画『JUNO/ジュノ』で予期せぬ妊娠をした16歳の少女を好演して、アカデミー主演女優賞にノミネートされたエレン・ペイジが、今度は同性愛者を演じることが明らかになった。
業界紙ハリウッド・リポーターが伝えたところによると、エレンが、エンドゲーム・エンターテインメントの新作映画『フリーヘルド』(原題)で主演を務めるとのこと。
本作は、アカデミー短編ドキュメンタリー映画賞、サンダンス映画祭特別審査員賞(短編部門)など数々の賞に輝いた短編ドキュメンタリー映画『フリーヘルド/Freeheld』を劇場長編映画として製作するものだ。同ドキュメンタリー映画は、ニュージャージー州で警官として働いていた女性ローレルさんと恋人のステイシーさんが行政と戦う姿を描いた感動作。末期ガンを宣告されたローレルさんは、遺族年金の受け取り人として恋人のステイシーさんを指定するが、2人は夫婦ではなく、同性であるという理由から郡によって却下されてしまう。半年の命と宣告されたローレルさんは、脳にまでガン細胞が転移していたが、愛する人との絆と正義のために、残された日々を戦い抜いている。エレンがステイシーさんを演じ、脚本は同じく同性愛者を扱った映画『フィラデルフィア』のロン・ナイスワーナーが執筆する。
エレンが主演を務め、ドリュー・バリモアが初監督に挑戦した映画『ローラーガールズ・ダイアリー』は、5月22日から日本で公開される。レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙、マリオン・コティヤール、ジョゼフ・ゴードン=レヴィットとエレンが共演した、クリストファー・ノーラン監督の最新作『インセプション』は7月23日から全国で公開される。