スケ番の亜紗美、感無量で涙が出そう…としおらしい発言も最後は「何も言わずに観ろ!おまえら」
22日、映画『逆襲!スケ番☆ハンターズ~地獄の決闘~』の初日舞台あいさつのため、出演の亜紗美、三輪ひとみ、掟ポルシェと奥田真一監督がシアターN渋谷に駆けつけトークショーを展開した。
上映前の劇場は立ち見が出るほどの満員御礼で熱気に包まれた。主役の亜紗美は、劇中で使われた黒マントにタンクトップ姿で現れ、開口一番、「すごーい」と絶叫。「1年前に撮影してついに公開になります。涙が出そう。楽しんで行ってください」と観客にアピールした。一方、殺し屋を演じた三輪は、「アサミ役の、あっ間違えたアキラ役の三輪です」と役名を間違えるハプニングもありつつ、「脚本読んで、ああ今回は極悪系ね」とおちゃめに語り、「撮影は毎日が筋肉痛でした」と苦労を語った。
白い派手なスーツ姿で登場したやくざの組長役の掟は、「今日は家からこの格好でやってきました。私服です」と話して笑いを誘い、「映画の仕事をもらうと必ずヤクザで、そして9割がた身体に欠損がでる役。前世に因縁でもあるのかな」と心配していた。そして奥田監督は、「テーマはマカロニウエスタン。だから面白ければ何でもありなんです。突然シーンがぶっ飛んだりして、あれもこれもあり、おもちゃ箱をひっくり返したような映画です」と語った。
最後に亜紗美は、「何も言わずに観ろ!おまえら」とファイティングポーズをきめ、ほかの観客と共に本編を鑑賞した。
本作は、ヤクザに支配された街に舞い戻ったスケ番のアサミ(亜紗美)が、愛する者を惨殺された復讐(ふくしゅう)に立ち上がり、冷酷な殺し屋、アキラ(三輪ひとみ)とウエスタン調の決闘を繰り広げるアクション映画。
映画『逆襲!スケ番☆ハンターズ~地獄の決闘~』は5月22日よりシアターN渋谷にてレイトショー公開