蝶野正洋、結婚15年目にして生まれた息子と娘をでき愛する子煩悩な顔をのぞかせるも原動力は「怒り」と告白!
先日行われた映画『アイアンマン2』のジャパンプレミアで、ミッキー・ローク演じる悪役ウィップラッシュ姿で現れ、和製アイアンマンにふんした中村獅童と対決したプロレスラー蝶野正洋に直撃インタビューを敢行した。
蝶野は本作について、「とにかくテンポが速くて、迫力もすごい。ウィップラッシュからは、これまでいろいろな経験を積み上げてきたミッキー・ロークの生きざまを感じたよ!」と大絶賛。和製ウィップラッシュのコスプレも、心から楽しんだようだ。ちなみに蝶野が身に着けた和製ウィップラッシュの衣装は、撮影で使われた本物同様に作られたもの。そして、ウィップラッシュの武器であるムチのような凶器については、「あれを持っていたら、つい気分が乗っちゃって、もっと暴れたくなったよ」とドッキリな発言。しかし、周りはいつものリングとは違い、スーツを着た映画関係者ばかりだったため、暴れるのは断念したそう。蝶野がウィップラッシュの武器をリングで使う可能性について聞くと、「このムチは狙いを定めるのが難しそうだからな。やっぱり、おれは鉄パイプがしっくりくるな!」とヒールらしい答えが返ってきた。
蝶野が本職のプロレスのリングで暴れるとき、一番の原動力となっているのは、本作のウィップラッシュと共通する「怒り」だそう。「いろんな怒りがあるけど、おれの場合は今の会社に対する怒りだな。おれは、会社をぶち壊すために戦っているんだよ。もしおれがウィップラッシュと同じパワーを持つことができたら、社長の首をはねてやりたいね」と強烈な一言! 蝶野に怖いものはないのだろうか? 「怖いもの? あるよ。今は自分の娘にめっぽう弱い」とはにかみながら語る蝶野は、結婚15年目にして生まれた息子と、昨年8月に生まれたばかりの娘をでき愛する子煩悩な一面を見せた。
リングの上では鉄パイプ片手に暴れ回る男も、家族を心から愛し、大切にする家庭人。二つの顔を持った蝶野は、最高・最強のバッドヒーローだ!
映画『アイアンマン2』は6月11日より全国公開