つるの剛士、出産ドキュメンタリー映画のナレーションに挑戦!4児の父の経験生かす
俳優でタレントのつるの剛士が、出産を扱ったドキュメンタリー映画『うまれる』のナレーションを担当することが決定した。5月26日に35歳の誕生日を迎えるつるの剛士は、30代にして4児の父親! 2か月間の育児休暇を取ったこともあり、プライベートでは子煩悩な父親という面を持つ。そんなつるのは本作の企画に感銘を受け、自身としては初めてのナレーションに挑戦することとなった。
本作は子どもたちの胎内記億をモチーフに、妊娠から出産までの様子や、出産と隣り合わせにある不妊や流産、死産など命と向き合う人々を追ったドキュメンタリー。豪田トモ監督自身が昨年の1月に企画を立ち上げ、開設したウェブサイトから募集した参加者約200名の中から4組の家族を選び出し、1年以上をかけて撮影したという意欲作だ。
そんな豪田監督は、映画『うまれる』の製作を開始して以来数十組もの出産現場に立会い、今では「趣味=立会い」「夢=出産」になったという。出産というと女性にまつわる話題のように考えがちだが、本作では男性が苦闘し活躍する場面も多く描かれており、監督は映画全体の雰囲気を作るナレーターには、男性を希望していたという。
つるのがナレーションを担当することについて豪田監督は、「『命は尊い』と頭ではわかっていることを、心で感じていただくために、つるの剛士さんの生き方そのものが醸し出されている、優しい父としての包みこむような声で語っていただきたいと思い、お願いさせていただくことになりました」と語っており、実際に育児をこなしているつるのに、好印象を持ち今回の依頼をしたことを明かした。
映画『うまれる』は今秋よりシネスイッチ銀座ほかにて全国公開