本仮屋ユイカの目にうっすら涙…三浦百恵友和次男も感無量!『RAILWAYS』初日
29日、有楽町の丸の内ピカデリーで映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』初日舞台あいさつが行われ、中井貴一、高島礼子、本仮屋ユイカ、三浦貴大、甲本雅裕、製作総指揮の阿部秀司、そして錦織良成監督が登場した。
映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』
本作は前評判も高く、実際に鑑賞したばかりの満員の客席も感動に包まれ、大きな拍手が起きていた。その様子を目の当たりにした中井は「本日は本当にありがとうございます。いつものことなんですが、まだ映画を観ていません。いつも自分でお金を払って観るようにしているんですが、今回はようやく自分で観られるときが来ました。お客さまの拍手に安堵しております」と感無量な様子。横にいた本仮屋も「皆さんの力強い拍手を聞いて、胸いっぱいになって……。自分が胸をはってすばらしいなと思える作品をお届けできて、本当に幸せです」と話す目には、うっすらと涙が浮かんでいた。
また、今作は三浦友和、山口百恵夫妻の二男である三浦貴大のデビュー作にあたる。そのことに触れた中井は、「デビュー作というのは、当たることが大切です。(三浦)貴大のためにもよろしくお願いします」と話すと、会場からは大きな拍手が。その後、報道陣の取材を受けた三浦は「楽しみ1割、不安9割でしたが、あれだけの多くのお客さんに観てもらってるんだなと思ったら、うれしい気持ちでいっぱいです」と舞台あいさつを振り返った。そして映画に合わせて俳優が夢でした? と聞かれると、「それが一番最初の夢でした。いろんなことを勉強させてもらいましたし、恵まれたなと思います」とコメント。
そんな三浦にアドバイスしたことを聞かれた中井は「何もしていないですよ。ご両親から受け継いだものもありますし、彼が構築したものもありますから。そのままでやれ、感じたままでやれ、と言ったことくらいですかね。ぼく自身も、右も左もわからなかったころ、先輩から、デビュー作を抜ける作品はない、と言われました。台本、芝居のことなどを何も考えずに、純粋にカメラの前に立てるのはデビュー作以外はなかったというのは痛感しています。ですからそれだけは伝えました」と話すと、三浦も力強くうなづいていた。
本作は、仕事に追われ、家族を省みることのなかった男が、50歳を目前にして人生を振り返り、電車の運転手になりたいという幼いころの夢を追い求める姿を描いた感動作。
映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』は5月29日より全国公開