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今年のオスカー俳優ジェフ・ブリッジス、体重増量の秘訣はアイスを食べて運動しない!

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映画『クレイジー・ハート』より
映画『クレイジー・ハート』より - (C) 2009 Twentieth Century Fox

 かつて一世を風靡(ふうび)し伝説のシンガーソングライターと言われたが、落ちぶれて破滅的な生活を送っていた男の愛と再生を描いた映画『クレイジー・ハート』。本作でその主人公バッド・ブレイクを演じ、見事アカデミー賞主演男優賞を受賞したジェフ・ブリッジスに、話を聞いた。

映画『クレイジー・ハート』

 本作出演の決め手についてジェフは、「題材は好きだったし、歌うこともカントリー・ミュージックも好きだったけど、(オファーを1度)断ったんだ。でも1年後に(製作の)T=ボーン・バーネットとばったり会って、彼が『君がやるなら僕もやる』って。これで断る理由はなくなった」とキャスティングの裏話を明かした。

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 本作の役づくりのために体重を増量させたことについては、「ひたすらアイスクリームを食べて全然運動しないっていうのは最高だった」と驚きのコメントをし、「僕は酔っ払った演技をするときも酒は飲まなかった。1度試したことがあるんだけど、うまくいかなかった。でも二日酔いは使えたよ。気持ち悪い感じがちょうどよかった。アイスクリームをたくさん食べるいい口実にはなったね」とジェフは、彼ならではの役づくりを語る。

 また、孤独で酒浸りな生活を送る落ちぶれたシンガーである自身の役柄について、「バッドは完ぺきな人間ではないし、自己批判をしてしまうところが彼のジレンマでもある」といい、欠点だらけの役に挑戦する不安については、「この役が怖かったから、マイク・タイソンのやり方に従ってみた。恐れを炎のように利用するんだ。俳優としていつも恐れというもので気持ちを高めようとしているよ」とマイク・タイソンが「恐れをモチベーションに変える」とインタビューで語ったことを実践したと教えてくれた。

 筋金入りのマイホーム主義者で、「なるべく仕事をしないようにしているんだ」というジェフ・ブリッジス。「もしほかの作品が出てきても後悔しないぐらい良い企画じゃないとダメなんだ。それに大切な奥さんと離れなければならないしね。僕が断れないオファーじゃないと」と仕事へのこだわりや、マイホームパパな一面ものぞかせた。

 本作は破滅的な人生を送るシンガーの愛と再生を描く、感動のヒューマンドラマ。共演には映画『ダークナイト』のマギー・ギレンホールを迎える。
 
映画『クレイジー・ハート』はTOHOシネマズ シャンテほかにて全国公開中

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