ブルース・ウィリス、アントワーン・フークア監督の脱獄映画で主演か?
2003年の戦争映画『ティアーズ・オブ・ザ・サン』でコンビを組んだ、ブルース・ウィリスとアントワーン・フークア監督が再タッグを組むかもしれない。
ハリウッドニュースサイトDeadline Hollywoodが伝えたところによると、ブルースがサミット・エンターテインメントの新作映画『ザ・トゥーム』(原題)への出演交渉の初期段階であるとのこと。フークア監督がメガホンを取る同作は、人気テレビシリーズ「プリズン・ブレイク」の映画版ともいわれており、セキュリティシステム界の権威として世界に名の知れた男が、最高警備の刑務所から脱獄するスリリングな展開だ。脚本は、マイルズ・チャップマンとジェイソン・ケラーが執筆し、撮影は今秋から開始される見込みだ。
ブルースは、大ヒット映画『ダイ・ハード』のシリーズ5作目のほか、ジェイミー・フォックスと共に人気ゲーム「ケイン&リンチ」の実写映画版で主演することが決まっている。「ケイン&リンチ」は、ハードボイルドな世界観を持つアクション・シューティングゲームで、ゲームファンからもすべてを失った元傭兵(ようへい)の男ケイン役にはブルースがぴったりとの声があがっている。同作の撮影は、今夏から開始され、2011年の全米公開を予定しているが、監督に決まっていたサイモン・クレーンが降板したとも伝えられており、撮影開始が遅れることが心配されている。