『X-メン』最新作のマグニートー役はマイケル・ファスベンダーが?
映画『イングロリアス・バスターズ』『300 <スリーハンドレッド>』のマイケル・ファスベンダーが、『X-メン』最新作で若き日のマグニートーを演じるかもしれない。
ハリウッドニュースサイトShowbiz 411のロジャー・フリードマンが伝えたところによると、『X-メン』最新作である、『X-メン:ファースト・クラス』(原題)でメガホンを取るマシュー・ヴォーン監督が、マグニートー役にマイケルを希望しているとのこと。マグニートーは、これまでの映画シリーズでイアン・マッケランが演じてきた悪役で、プロフェッサーXと対立してきた。最新作では、プロフェッサーXとマグニートーが同じ職場で働き、親友同士だった、若いころの物語が描かれる。原作のコミックでは、プロフェッサーXとマグニートーはイスラエルの病院で一緒に働いていた設定だが、映画は1960年代の南アメリカや中央アメリカを彷彿(ほうふつ)させるようなロケ地を探していると伝えられている。
『X-メン:ファースト・クラス』(原題)には、すでにジェームズ・マカヴォイが、若き日のプロフェッサーXを演じることが決まっている。ヴォーン監督と『キックアス』(原題)でコンビを組んだ若手俳優アーロン・ジョンソンの出演もうわさされており、ほかにフランク・ディレインやロザムンド・パイクの名前もあがっている。
クエンティン・タランティーノ監督映画『イングロリアス・バスターズ』でのドイツ将校に扮装したイギリス中尉役や、『300 <スリーハンドレッド>』の勇敢な細身の青年ステリオス役で、ハリウッドでも売れっ子となったマイケル。本作のほかに、キャストとスタッフを一新して製作される、新しい『スパイダーマン』映画の悪役をオファーされているともいわれており、出演するとなると、『X-メン』か『スパイダーマン』のどちらか一作品になるとみられる。マイケルがどちらを選ぶか気になるところだ。