独身最後の夜、どこまでハメをハズしてもいい?独身女性にアンケート!意外に寛容な乙女心
全米コメディー映画史上歴代ナンバーワンの興行成績を樹立した映画『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』の日本公開に先駆けて、独身女性を対象に、本作にちなんだアンケート調査を行ったところ、意外な乙女心が浮き彫りとなった。「ジューン・ブライド」などと呼ばれ、乙女心揺さぶられるこの季節に、独身女性たちは何を思うのだろうか?
映画『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』写真ギャラリー
本作は、新郎の独身最後の夜を共に謳歌(おうか)した悪友3人が目覚めると、新郎は消え、代わりになぜかベンガル虎と赤ん坊が……というストーリー。そんな結婚相手のバカ騒ぎに共感できるのか、独身女性たちに尋ねると、なんと9割にもおよぶ独身女性たちが、「共感できる!」との回答を寄せた。しかし、さすがに新郎に失踪(しっそう)されてしまうのはNGだろうということで、どこまでのバカ騒ぎなら許せるのか、本作のストーリーに絡めた質問をすると、「なぜか歯が抜けている」「お金を盗まれる」くらいはOKという結果に。反対に、許せない本作のバカ騒ぎっぷりとしては、「警察に捕まる」「車や物を壊す」という答えが挙がった。これらの答えを総合してみると、世の女性たちは、人として最低限のルールを守り、他人に危害を加えなければ、恋人に「独身最後の夜くらいバカ騒ぎしてきなよ」と言うことができる寛大な心を持っていることがわかった。
一方、そんな独身女性たちは、独身最後の夜に何をしたいのかを尋ねてみると、「友達と騒ぐ」という回答とわずかな差だったものの、「家族と過ごす」という回答が1位になった。恋人が友達とバカ騒ぎしていても、自分は家族とのんびり過ごしたいと考えている女性たちが多いという、少子化、晩婚化が騒がれ、結婚形態が徐々に変化していると言われる日本だが、乙女の心は今も昔も変わらないということがうかがえる結果となった。
そんな女性たちから「男だったら絶対にやってみたい!! 楽しすぎた」「男って本当におバカ!」という感想が寄せられた映画『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』は、新郎の悪友3人が、史上最悪のハングオーバー(二日酔い)に悩まされながら、新郎を探すドタバタぶりが魅力の作品。一般的にハリウッド・コメディーの興行収入が伸び悩む日本では、アメリカで大ヒットしたにもかかわらず、なかなか公開が決まらず、ツイッター上での2,800を超える署名で、待望の公開となった。同アンケートで行った満足度調査では、半数の人が90点以上、さらに8割の人が70点以上と評価し、日本におけるハリウッド・コメディーの評価を覆す評価が得られている。まさにコメディー好きが面白いと選ぶコメディー映画に仕上がっている本作は、日本の興行成績でもハリウッド・コメディーの歴史を塗り替えてくれるのか? 注目したい。
映画『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』は7月3日より