『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』のスピンオフ映画、ロバート・ロドリゲスが監督?
大ヒットシリーズ『X-MEN』のスピンオフ映画、『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』に登場したデッドプールを主人公にした映画が製作されようとしている。
業界紙プロダクション・ウィークリーやThe Playlistなど複数のメディアが伝えたところによると、ロバート・ロドリゲスが、『X-MEN』シリーズの新たなスピンオフ映画となる、新作『デッドプール』(原題)の監督をオファーされたとのこと。本作を製作する20世紀フォックスとロドリゲスは、『プレデターズ』でコンビを組んでおり、同作では監督ではなくプロデューサーとして作品に参加しているが、スタジオ側は彼の仕事ぶりを評価し、再び一緒に仕事をすることを希望していた。当初は、数年前から企画されている『猿の惑星』の前章にあたる、最新作『ライズ・オブ・ジ・エイプス』(原題)の監督をオファーしたが、ロドリゲスが断ったために、『デッドプール』(原題)での監督の座を提案したようだ。コミック好きのロドリゲスにとって、今回のオファーは魅力的であると考えられ、彼が承諾するか今後の動向を注目したい。
『デッドプール』(原題)では、『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』に続いてライアン・レイノルズがデッドプール役を演じることが決まっており、『ゾンビランド』のレット・リースとポール・ワーニックが脚本を執筆し、『X-MEN』シリーズを製作してきたローレン・シュラー・ドナーとマーヴェル・エンターテイメントがプロデュースする。
ロドリゲスがプロデュースし、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の『シュワルツェネッガー/プレデター』をリメイクした『プレデターズ』は、7月10日から日本公開される。エイドリアン・ブロディ、トファー・グレイス、ローレンス・フィッシュバーンが出演し、『アーマード 武装地帯』のニムロッド・アーントルが監督を務めている。