キング・オブ・ポップは下ネタがお好き?マイコーりょうが語るマイケルの魅力
18日、映画『マイケル・ジャクソン キング・オブ・ポップの素顔』の公開を記念して、お台場ヴィーナスフォートでマイケルのパネル展が開催され、オープニングイベントとして、タレントでマイケルのインパーソネーターであるマイコーりょうが登壇した。
映画『マイケル・ジャクソン キング・オブ・ポップの素顔』ギャラリー
「フォー!」とマイケルおなじみのフレーズを叫びながらマイコーりょうが姿を見せると、集まったファンは大歓声。マイコーりょうは「アイラブジャパン! アイラブお台場!」とアピールし、自身が一番好きな曲だという名曲「ビリー・ジーン」を熱唱。本家に勝るとも劣らないダンスで観客を魅了した。曲中で、マイコーりょうがマイケルの代名詞ともいえるムーンウォークを披露すると、観客の盛り上がりは一気に頂点へ! 割れんばかりの拍手と歓声が飛び交う中、マイコーりょうがステージを降りて観客と触れ合う場面も。ファンを大事にしていたマイケル同様、一流のエンターテイナー精神でファンを喜ばせた。
ステージの後のトークショーで、映画を観た感想について聞かれると「マイケルがどんな生活をしていたか? プライベートイベントでどうファンと接していたか? 今まで、ネバーランドでの様子などが映像化されたことはなかった。青少年育成についてなど、マイケルのスピーチも生で聞くことができる。本当の彼を知ることができる貴重なドキュメントフィルムだと思う」と太鼓判。
また、実はマイケルが下ネタ好きだというエピソードや、ドジでかわいらしいエピソードには「ほっとした」とほおを緩ませ、キング・オブ・ポップも人間だということを実感した様子だった。
マイケルが亡くなって一年がたった今の思いを聞かれると、「天気のいい日とか、今はマイケルがいないんだなって考えると、存在していたこと自体が奇跡のような人だったんだなと。今は奇跡が終わってしまった状態なんだなと思うことがある」と寂しげな表情で語った。
マイケルの命日に当たる6月25日は、渡米して追悼イベントに参加するというマイコーりょう。イベントの最後に「映画を観て、新しい素顔のマイケルを楽しんでください」と心を込めたメッセージを送っていた。
映画『マイケル・ジャクソン キング・オブ・ポップの素顔』は、6月25日より、新宿ピカデリーほか全国で公開