シルヴェスター・スタローンが、「現代のアル・カポネ」と呼ばれたマフィアのボスを演じる?
10月16日から日本公開される『エクスペンダブルズ』が期待されるシルヴェスター・スタローンが、実在したニューヨークマフィアのボスを演じるかもしれない。
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アメリカの大手ゴシップサイトTMZが伝えたところによると、スタローンが2002年に亡くなったマフィアのボス、ジョン・ゴッティの伝記映画を企画しているとのこと。スタローンは、すでにゴッティの息子であるジョン・ゴッティ・ジュニアと映画化について真剣に話し合っているそうで、実現すればスタローンがジョン・ゴッティを演じることになる。
ジョン・ゴッティは、ニューヨーク・マフィアの五大ファミリーの1つである「ガンビーノ一家」のボスを1980年代に務めた人物で、メディアに多く登場し、ギャンブル好きで、派手な生活を送ったことから「現代のアル・カポネ」と呼ばれた。映画は、ジョン・ゴッティと息子との関係を描いた、ジョン・ゴッティ・ジュニアの回顧録をもとに製作される。
スタローンが、マフィアのボスにふんした映画といえば1991年の『オスカー』が思い出されるが、ドタバタ・コメディだった『オスカー』より、本作のような伝記映画のほうがスタローンには向いているといえるだろう。来月で64歳になるスタローンだが、本作のほかに殺害されたラップ歌手のトゥパック・シャクール(2Pac)とノトーリアス・B.I.G.の伝記映画、「アッシャー家の崩壊」や「モルグ街の殺人事件」などで知られる推理小説の父エドガー・アラン・ポーの伝記映画、『ロッキー』シリーズ7作目なども企画しており、今後も多忙な日々が続きそうだ。
スタローンが監督・脚本・主演を務めた映画『エクスペンダブルズ』は、ジェット・リー、ジェイソン・ステイサム、ドルフ・ラングレン、ミッキー・ロークが出演するアクション超大作だ。スタローンの友人である、カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガーとブルース・ウィリスもカメオ出演しており、映画ファン必見の一作である。