アンディ・サーキス、『猿の惑星』最新作でリーダーの猿を演じる
大ヒット映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズではゴラム役を、『キング・コング』ではコング役を演じたアンディ・サーキスが、今度は『猿の惑星』最新作でサルのリーダーを演じることが決まった。
これは、本作を製作する20世紀フォックスのクリス・ペトリキンがツイッターで明らかにしたもので、アンディがサルのシーザー役として、新作『ライズ・オブ・ジ・エイプス』(原題)へ出演するとのこと。シーザーは、人間に対して反乱を起こすサルたちのリーダーで、物語の重要な鍵となる役柄である。本作は、1968年の映画『猿の惑星』の前章という位置づけで、現代のサンフランシスコを舞台に、遺伝子工学実験によって生まれてしまった高い知能を持ったサルたちが、支配権をめぐって人間に戦いを挑んでくる展開だ。すでに、ジェームズ・フランコ、フリーダ・ピント、ジョン・リスゴーの出演が決まっており、『アイアンマン2』のドン・チードルの出演もうわさされている。ジェームズが人間対サルの戦争において勝敗を左右する科学者を演じ、フリーダがヒロインである霊長類学者の女性を、ジョンがジェームズの父親を演じる。監督はルパート・ワイアットがあたり、全米公開は2011年6月24日を予定している。
『猿の惑星』シリーズや、『猿の惑星』を「リ・イマジネーション(再創造)」したティム・バートン監督による『PLANET OF THE APES/猿の惑星』では、特殊メイクによって人間がサルを演じたが、本作ではCGでサルを作りあげることが決まっており、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや『アバター』で知られるWETAデジタル社が担当する。アンディは、ゴラム役やコング役と同じく、モーション・キャプチャー・スーツを身に着けてサルの演技をすることになる。