渡辺謙の息子の渡辺大、気合いを入れて丸刈り頭で初日舞台あいさつ!
3日、角川シネマ新宿にて、映画『ロストクライム -閃光-』初日舞台あいさつが行われ、主演の渡辺大、奥田瑛二、川村ゆきえ、武田真治、かたせ梨乃、宅麻伸、伊藤俊也監督のほか、主題歌を担当するDEEPが登壇した。
主人公の若手刑事を演じる渡辺はこの日丸刈り頭で登場し、「この日に気合いを入れるため、頭を丸めてきました!」とはりきった様子であいさつ。しかし、主人公とコンビを組む老刑事役の奥田がすかさず「本当か?都合のいいこと言うな。オレのマネしたと言えよ(笑)!」と強烈なツッコミをして渡辺はしどろもどろに。さらに、渡辺の恋人役を演じた川村からは「感情的なシーンが多く大変でした。(渡辺との演技で)アザができちゃいました!」と告白すると、渡辺は「ごめんなざい……」としょんぼり。ほかにもトーク中は奥田のほか武田からも度々つっこまれ、ベテラン共演陣からの愛あるツッコミ(?)にあせりながら初々しく応える渡辺の様子に、会場は大いに沸いていた。
最後に伊藤監督は「出演してるみなさんそれぞれが、劇中で素晴らしい個性を発揮していると自負しています」と出来に自信をのぞかせた。そして渡辺に向かって「いつまでも『渡辺謙の息子』というだけではダメ。いつか親父を脅かす、本物のスターに育って欲しい」とエールを送っていた。
『ロストクライム -閃光-』はジャーナリスト出身の作家・永瀬隼介の原作を基に、発生から40年以上を経てなお未解決の「三億円事件」の真相に迫るクライム・サスペンス。ある殺人事件の捜査に乗り出した老刑事(奥田)と若手刑事(渡辺)のコンビが、次第に恐るべき真相にたどり着く様を描く。
映画『ロストクライム -閃光-』は角川シネマ新宿ほかにて全国公開中