ピアース・ブロスナン、新作映画で息子と共演
映画『007/ダイ・アナザー・デイ』や『マンマ・ミーア!』で知られるピアース・ブロスナンが、新作映画で息子と共演することが明らかになった。
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ピアースの母国アイルランドのアイリッシュ・セントラルやThe Wrapなど複数のメディアが伝えたところによると、ピアースと息子のショーン・ブロスナンが、新作スリラー映画『ボンディド』(原題)で共演するとのこと。ショーンは、ピアースと最初の妻カサンドラ・ハリスとの間に生まれた子どもで、現在26歳だ。甘いマスクのピアースとは異なった雰囲気で、今は亡きカサンドラの端正な顔立ちを受け継いだ美青年である。
映画の主人公は、ジーザスと呼ばれるメキシコのティーンエイジャーで、実の父親によって身売りされた彼は、ロサンゼルスの労働搾取工場で奴隷のように働かされるストーリーだ。本作は、チャールズ・ディケンズの小説「オリバー・ツイスト」のような物語といわれており、ピアースとショーンは、人身売買によって犯罪組織に売られた子どもたちを助けようとする刑事を演じる。
ピアースとショーンは、1997年のテレビ映画『ロビンソン・クルーソー』、2004年の映画『ローズ・オブ・アトラクション』(原題)で父子共演をしているが、どちらもショーンの役柄は小さく、以前から2人は共演できる企画を探していたそうだ。監督はモヒット・ランチャンダニがあたり、撮影は9月から開始される予定だ。