「メル・ギブソンは人種差別主義者じゃない」 ウーピー・ゴールドバーグが擁護
元恋人オクサナ・グリゴリエヴァに対する暴言のテープが流出し、人種差別や女性差別的な言葉を口にしたことが明らかになったメル・ギブソンを、ウーピー・ゴールドバーグが擁護した。
弁護士は、このテープの声がメル本人であるとは認めていないが、メルと思われる男性がしゃべっているテープには、「お前は俺にとって恥だ!発情期のブタみたいなものだ! たとえ黒人集団にレイプされてもお前自身の責任だ」と録音されている。
テープでは黒人集団(ニガーズ)という差別用語が発せられているが、長年の友人であるウーピーは、メルは「アホなだけ」とコメントしている。「メルがやったのはよくないことだけど、わたしは彼をよく知っている。彼は人種差別主義者じゃない。でも、アホではあるわね。彼とは長年の付き合いで、彼はうちに来てわたしの子供たちとも一緒に時間を過ごしている。一度も人種差別主義だと思ったことはない。絶対に違うわ」と、ウーピーはメルをトークショー「ザ・ビュー」のオンエア中にかばった。
ただ、暴力を振るったりしたことをかばうつもりはないようだ。「彼がしたことを正当化しているわけじゃないわよ。単に、彼との付き合いから、彼が人種差別主義者じゃないということを言っているだけ」と、付け加えている。