トム・クルーズ『M:I-4』降板か?キャスティングは『ナイト&デイ』の海外興行成績次第
トム・クルーズとキャメロン・ディアスの共演で、大ヒットが期待されたアクション映画『ナイト&デイ』の北米での興行収入の悪さが、『ミッション・インポッシブル』シリーズの最新作に影響を与えているようだ。
業界紙ハリウッド・リポーターやDeadline Hollywoodが伝えたところによると、パラマウント・ピクチャーズが、主演トム・クルーズ、製作J・J・エイブラムス、監督ブラッド・バードが決まっている、大ヒットシリーズの4作目『M:I-4』の方向性を再検討しているとのこと。すでに同作の脚本は、「エイリアス」のジョシュ・アップルバウムとアンドレ・ネメックが執筆し、素晴らしい出来であると伝えられている。しかしながら、『ナイト&デイ』の海外興行収入が2億ドルを突破しなかった場合、パラマウントはトムが『ミッション・インポッシブル』シリーズで演じてきたイーサン・ハント役のキャスティングを変更しようと考えているそうだ。
以前よりパラマウントは、『ナイト&デイ』が観客に受け入れられなかったら、トムの出番を少なくし、若手スターにイーサン・ハントのあとを継ぐスパイを演じさせようとしていると報じられており、『ナイト&デイ』の北米市場での失敗を受けて、イーサン・ハントの再配役という案まで飛び出しているようだ。もし報道どおりなら、再びトム・クルーズのイーサン・ハント役が見られるかどうかは、ハリウッドの重要なマーケットのひとつである、日本に掛かっていると言っても過言ではないだろう。
『ナイト&デイ』は、7月15日にオーストラリア、16日にブラジル、スペイン、22日にドイツ、28日にフランスと海外市場として重要な国々で封切られる。日本では、10月9日から全国公開される予定だ。『ミッション・インポッシブル』のファンは、『ナイト&デイ』の動向にも注目だ。