猛暑の東京に、ディカプリオ&渡辺謙がツーショットでジャパンプレミア!妻・南果歩へのハリウッド流スマートエスコートも披露!
すでに全米で大ヒットを記録している映画『インセプション』のジャパンプレミアが20日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、レオナルド・ディカプリオと渡辺謙が日本のファン1,000人を前に待望のツーショットを披露した。
昨年6月、都内での極秘撮影で製作がスタートし、完成後は世界各地でプレミアを敢行した本作が、ついに世界PRツアーの最終地である東京に到着。文字通りの凱旋(がいせん)となったこの日、東京は記録的な猛暑だったが、ディカプリオと渡辺がさっそうとレッドカーペットに登場すると、アリーナ内のファンは大熱狂で、周囲の気温はさらに上がることになった。
二人は同時に来日したクリストファー・ノーラン監督、プロデューサーのエマ・トーマスとともにレッドカーペットで取材を受けたり、ファンのサインに応えたりと大忙し。約40分をかけて、ファンと交流し、日米を代表する名優らしいオーラと誠実な人柄を見せた。
ディカプリオは映画『シャッター アイランド』のキャンペーンに続いて、今年2度目の来日だが、プレミアイベントでファンの前に登場するのは映画『ディパーテッド』での来日キャンペーン以来、約3年半ぶり。久しぶりのファンとの対面に、ディカプリオは「ハロー、トウキョウ。戻ってこれてエキサイティング」と大興奮。「今日は友人の渡辺さんと再会できた。彼は宝なので、皆さん大切にしてください」と日本のファンにメッセージを贈ったほか、「シュールで頭脳を刺激する作品。きっと気に入ってくれると思う」と最新作をアピールした。
一方の渡辺は、妻で女優の南果歩とともに来場し、ハリウッド流のスマートなエスコートを披露した。そして「去年の夏、東京で撮影が始まったときは、難解な内容でまるで霧の中にいるようだった。どこに連れて行かれるかわからなかったが、ノーラン監督を信じて、また(東京に)たどり着けたことはとてもうれしい」と堂々の凱旋(がいせん)に胸を張った。
『インセプション』は映画『ダークナイト』で世界を震撼(しんかん)させたノーラン監督がオリジナル脚本で挑む、クールで知的な次世代エンターテインメント大作。人間の意識に忍び込み、そこに眠るアイデアを盗む企業スパイ・コブ(ディカプリオ)が、インセプション(アイデアの植え付け)と呼ばれる超難関ミッションを依頼されたことから、巨大な陰謀に巻き込まれる。映画『マトリックス』以来の革新的作品として早くも絶賛され、衝撃的なエンディングにリピーターが急増している。
映画『インセプション』は7月23日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開