フランス大統領夫人カーラ・ブルーニ、ウディ・アレンの新作映画の撮影開始
フランス大統領夫人のカーラ・ブルーニの撮影がパリの街でスタートした。ウディ・アレン監督の新作映画『パリインミッドナイト』(原題)に熱烈なオファーを受けて出演となったカーラ夫人、アレン監督はなんとニコラ・サルコジ大統領に直接夫人の出演を頼んでいたそうだ。
初日のカーラ夫人は白いシャツにジーンズというカジュアルな服装でカメラの前に立ち、オーウェン・ウィルソンとのシーンを撮影した。ピープル誌によると、アレン監督とカーラ夫人は撮影の合間に会話も弾み、笑いあったりとたちまち仲良くなっていたそうだ。カーラ夫人は今回の映画出演にあたり「わたしは女優ではないから、うまくやれる自信はないわ。でも人生でこんな素晴らしい機会を見逃せない。おばあちゃんになったとき、ウディ・アレンの映画に出演したことがあると話すことができるのよ」とコメントを残している。残り半日の撮影を終え次第、先にバカンス休暇に入っているサルコジ大統領に合流する予定だ。
カーラ夫人の立場も考慮し、カメオ出演的な役柄になるそうだが、大統領夫人が映画に出演すること自体が前代未聞。たとえチョイ役であっても、アレン監督がどのようにカーラ夫人を演出しているのか楽しみなところである。